昔の特撮ヒロインの紹介

牧れい


 自分の生まれる前の作品のヒロインについて書くのもどうかと思うが、70年代の特撮ヒロインの中で(今のところ)最も印象深いのが牧れいさんである。
 主な出演作品は、緊急指令10−4・10−10(1972円谷プロ)の電波特捜隊隊員 入江ナミ、そしてスーパーロボットレッドバロン(1973宣弘社)でのSSI隊員 松原真理である。あとレギュラーではないがイナズマンや忍者キャプターなどにも出たことがある。ちなみに私は10-4・10-10は殆ど見ていないのでレッドバロンを主にして考える。

 この人の顔立ちは、かわいいと言うより美人と言ったおもむきである。その魅力は何と言っても、どこか人を小馬鹿にしたような小悪魔的な笑い顔である。もちろん、本人にそんなつもりはないのだろうが、しかし裏で何か考えていそうな笑みがいいのだ。
 また、役者魂・気合が入った演技が良い。真面目に人を呼ぶ時の「ボス!」「健!」と言ったセリフが、余計と思えるほどに力が入っているのである。しかもその時の顔もまた、まさに大変な事態であると一見してわかる程に気合が入っているのである。
 そして、この人、何よりも語り草になっているのが、ミニスカートを穿いての派手なアクションである。そう、○ンチラである(これ。見たい人だけクリックを)。実際アクションはあまり得意では無いらしいのだが、しかしここにおいても、気合いを入れて暴れてくれるのだ。果たして、服の事は気にしていたのだろうか。疑問である。まあとにかく、こんな事を書くとまさにエロオヤジっぽくなってしまうが、アクションシーンになるとついつい目が行ってしまうのである。一説によると、パ○チラが有った回と無かった回とで視聴率が違ったとも言われているのだが、有るか無いかが放送前に分かる筈もないので、それは違うだろうけど。

 この人のその後だが、レッドバロンの後、いくつかの特撮や一般ドラマにゲスト出演をしたことは知られている。しかしいつの間にか、テレビから姿を消してしまったそうだ。やはりこの人も、「特撮番組出身者は役者としては有名にはなれない」と言うジンクスにやられてしまったのだろうか。(このジンクスも実はそう当てはまる人ばかりではないのだが)
 最後に、この人の芸名の由来は、人から「まぁ、綺麗」と言われたい、という願いからきていたそうである。実際その通りの美貌は持っていたので、消えてしまったのはまことに惜しい。見られる作品は少ないが、私が70年代特撮で一番気にいっているヒロインである。

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